愛知県を中心とした東海地方ですが、トヨタのお膝元ということもあって車文化。
僕が愛知に住んでいた時、バイクだけで車を持っていないというと「そんなに給料少ないの?」と心配されたことがあるくらい、何をおいても車を持たなきゃいけない文化があるのかもしれません。
バイクは心なしか肩身が狭い気がしますが、気にせずに行きましょう!
東海地方というと東海三県(愛知、岐阜、三重)を指すこともありますが、今回は東海四県(愛知、岐阜、三重、静岡)のオススメツーリングスポットをご紹介します。
世界遺産白川郷と、徹夜で踊り狂う郡上おどり
岐阜県と言えば世界遺産の白川郷合掌造り集落です。冬の雪が積もっている写真が有名ですが、ライダーとしてはこんなに山奥の雪が積もっているところは怖くて行ったことがありません(汗)
夏には何度か行っていますが、涼しいし、同じ方向を向いて建っている茅葺屋根の家がいっぱいあると異世界のような感じがします。
僕が行った時は屋根の葺き替えが行われている所が数か所ありましたが、茅葺屋根の家自体が珍しいので見ていて面白いです。
夏場に行くなら毎年お盆の8月13~16日に行われている郡上おどりの徹夜おどりがオススメです。
(郡上おどり自体は7月中旬から9月の上旬まで行われていて、徹夜おどりが8月13~16日です)
その名の通り、夕方から翌朝まで徹夜で踊り続けるので、途中でトランス状態になります。昔話などで3日3晩祈り続けるなどという話がありますが、祈り続けるのもこういう感覚なのかも知れません。現代でこんなことをする場所って他にないんじゃないかと思います。
踊りの種類は10種類ありますが、結構簡単なので1時間も踊っていれば大体覚えることができます。
盆踊りの輪に入るのも出るのも自由なので、好きな曲だけ踊ることも出来ます。「春駒」がアップテンポで人気です。
伊勢湾が一望できる青山高原とリアス式海岸のワインディング パールロード
三重県といえば伊勢神宮が有名ですが、今回はあえて紹介しません。ですがとてもいい場所ですので、三重県に寄った際は必ず行きましょう。
伊勢神宮を紹介せずどこを紹介するんだというと、青山高原とパールロードです。青山高原は三重県の県庁所在地 津市の西側にある高原で、高原に行くまでの道も
天気がいいと伊勢湾を挟んで反対側の知多半島や渥美半島も見えるので、日本地図でみる地形がそのまんま見えます。
もう一点紹介したいのは、鳥羽市から海岸沿いに走るパールロードです。以前は有料道路だったのですが、現在は無料で走ることができます。このパールロードはいい感じのワインディングロードで気持ちいいです。
これはあまり共感してくれる人がいないのですが、雲好きの私としては三重県はとてもいい雲が見れる県だと思っているので、青山高原やパールロードから雲を見るのが最高です!!
刈谷ハイウェイオアシス
ここは高速道路のパーキングエリアですが、一般道からも入ることが出来て道の駅的な感じで使うことも出来ますし、観覧車などの遊園地施設もあるので、フラッと立ち寄っただけのつもりがいつの間にか2~3時間経っていることがあります。
刈谷ハイウェイオアシスの入場者数は日本のテーマパークとしては東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに続く第三位になったこともあるそうです。富士急ハイランドやハウステンボスを抜くほど目玉となる乗り物はないのですが、この入場者数は凄いですね。
浜名湖
静岡は伊豆や富士市から静岡市に海沿いを抜ける一号線や東名高速など、ツーリングに最適な場所がいっぱいあるライダーに優しい県だと思います。(通り抜ける時は静岡県の長さが恨めしくなりますが)。
その中でもオススメは浜名湖です。一号線を走っていると、海と湖の間を走るので湖の上に浮いているような気分になります。浜名湖は日本で3番目に周囲が長い湖なので一周するのも走りがいがあります。
浜松といえば、うなぎと餃子が有名なので、食事にも困りません。
また、ライダーとしてはヤマハ発動機のミュージアムがあるので、ヤマハのバイクの歴史や歴代バイクを見ることが出来ます。近くにうなぎパイの工場もあるので、工場見学も出来ます!色々と無料で遊べるスポットがあるので貧乏ライダーにはピッタリです!!!
最後に
愛知、三重に住んだことがあるので、東海地方については思い入れがあり熱くなってしまいましたが如何でしたでしょうか。
まだまだ紹介しきれないので、機会があれば各県毎にもっと詳しく紹介したいと思います。
今回紹介した中でも郡上おどりは特にオススメですので、お盆時期に行けるかたは是非一度行ってみてください。
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