春の足音がまだ聞こえてきませんが、植物の中では春の準備が出来ています。
冬の終わりに咲く梅の花は春の訪れを感じさせてくれます。
梅は「花よし、香りよし、果実よし」の三拍子そろった植物ですし、
松竹梅にも表されるようにおめでたい植物でもあります。
今回はそんな梅を観賞するのにオススメの場所をご紹介します。
日本三名園の一つで梅と言えばココ!偕楽園(茨城県水戸市)
日本三名園の一つ偕楽園は梅が有名で、毎年2月下旬から3月末まで「水戸の梅まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。
日本一有名な梅の名所と言っても過言ではありません。
色々な梅園に行きましたが、偕楽園は100種類3000本の梅があるので期間中いつ行っても楽しめること、敷地事態が広いため一本一本の間隔も広く、人が多くても少し外れればガラガラの所があったりしてゆっくり見れるのが良いと思います。
3月の第一、第二土曜日(2017年は3月4日と3月11日)には「夜・梅・祭」として、
建物のライトアップや竹キャンドルの設置などが行われ、夜の偕楽園弘道館を楽しめます。
入場無料で、園内散策ツアーなども無料で参加出来る大盤振る舞いな内容です!
その数12万本!!関東で最大の梅の名所 榛名梅林(群馬県高崎市)
梅と言えば和歌山県の南高梅が有名で和歌山県は梅の生産量日本一ですが、生産量日本二位は群馬県なんです!
高崎市にある榛名梅林(はるなばいりん)は箕郷梅林(みさとばいりん)と秋間梅林(あきまばいりん)と並び群馬三大梅林の一つです。
榛名梅林は400haの敷地に12万本もの梅が植えられています。
梅の花は小さく儚いイメージがあるかと思いますが、榛名梅林の梅は出荷用なので種類が決まっていて、シーズンになると一斉に咲くので一面が真っ白になります。
毎年3月の第3日曜日には”榛名の梅まつり”が開催され、梅ジュースや梅うどんなどが無料で振る舞われます。
毎年ニュースになる”梅干しの種飛ばし大会”が開催されるのもココです。
榛名の梅まつりは第3日曜日ですが、見頃はもう少し早いことがあるので開花情報をチェックしてから行きましょう。
都心からのアクセスが良い曽我梅林
北関東の梅の名所を2つ紹介しましたが、南関東からは小田原市にある曽我梅林をご紹介します。
曽我梅林は小田原駅の北東、国府津駅から御殿場線で一駅の下曽我駅から徒歩15分の所にあります。
と書くと不便そうだと思うかもしれませんが安心してください。
梅の花の時期(2017年は2月4日~3月5日)は曽我別所梅まつりが開催されていて、
小田原駅からも直通バスが出ています!
曽我梅林には3万5千本の梅の木が有ります。
元々観光地ではないですし、都心からのアクセスが良いので天気が良いと売店はかなり込みますので、お弁当などを買ってから行くのが良いかもしれません。
最後に
今回は3県3箇所の梅の名所をご紹介しましたが、
偕楽園以外の2箇所は梅の実を収穫するための梅畑のような場所なので、鑑賞するには偕楽園が一番かと思います。
ですが、どこも梅まつりを開催しているので桜の花と比べると一足早く春を感じることが出来ます。
梅の花は花持ちが良いので5分咲きになったあたりで計画をはじめても間に合うのがいいところですね。
早めに計画をたてて良いお花見になることを願っています。
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